Excelで業務効率化する5つの方法|
関数・マクロから申請業務の自動化まで解説

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日々の業務で発生するデータ集計や申請作業など、エクセルを使った定型業務に多くの時間を奪われていませんか。本記事では、関数やマクロを活用したエクセルの業務効率化手法から、属人化などの限界を克服するワークフローシステムの導入までを詳しく解説します。エクセル業務を見直し、適切な自動化ツールと組み合わせることが、組織全体の生産性向上の鍵となります。

この記事でわかること

  • エクセルで業務効率化すべき作業の特徴
  • 関数やマクロを活用した具体的な効率化の5つの方法
  • エクセル運用における属人化などの注意点と限界
  • エクセルの課題を解決するワークフローシステムの利点
  • 実際の企業における業務効率化の成功事例
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Excelで業務効率化すべき作業の特徴

Excelで業務効率化すべき作業の特徴 手作業によるロスを削減し、生産性を向上させる3つの対象 繰り返し発生する定型作業 毎日の売上データ入力 月末の請求書発行業務 手順が固定化された業務 作業時間を大幅に短縮 手作業のミスを防止 複数人が関わる集計・転記 各部署・店舗の売上集計 他システムデータの転記 バラバラな勤怠の合算 転記エラーの完全防止 集計作業の自動化を実現 申請・承認フローの管理 交通費・経費の精算申請 有給休暇などの各種申請 フォーマットの入力統一 申請漏れ・間違いを防止 承認プロセスの迅速化 ルールが明確な業務からExcel化を進め、組織全体の生産性を向上!

日々の業務のなかで、どのような作業を優先して効率化すべきかを見極めることが重要です。特に、ルールが明確で手順が決まっている業務は、Excelの機能を活用することで大きな改善効果を期待できます。

企業の生産性向上は社会的な課題となっており、総務省の令和7年版 情報通信白書からも、デジタル化による業務効率化が強く推進されていることがわかります。ここからは、Excelで効率化を図るべき具体的な作業の特徴を3つに分けて解説します。

繰り返し発生する定型作業

日次/週次/月次といった一定のサイクルで発生する業務は、手順が固定化されていることが多いため、Excelの関数やマクロを用いて自動化しやすいという特徴があります。

たとえば、毎日の売上データの入力や、月末の請求書発行などが該当します。これらの作業をExcelで効率化することで、手作業による入力ミスを防ぐことができるだけでなく、作業時間を大幅に短縮できます。担当者の負担が減ることで、さらに付加価値の高い業務に時間を割くことが可能になります。

複数人が関わる集計・転記作業

各部署から提出されたデータを一つのファイルにまとめたり、別のシステムから出力したCSVデータを指定のフォーマットに転記したりする作業は、非常に手間がかかります。

以下の表は、集計・転記作業においてExcelで効率化しやすい業務の例をまとめたものです。

業務の種類 具体的な作業内容 Excelで効率化できるポイント
売上集計 各店舗/部門からの売上報告をまとめる作業 関数を活用して自動的に数値を合算できます
勤怠管理 従業員の出退勤時間から労働時間を計算する作業 条件付き書式や計算式を用いてエラーを可視化できます
データ転記 販売管理システムから出力したデータを報告書に写す作業 マクロを活用してワンクリックで指定の場所に転記できます

このように、データのコピーとペーストを繰り返すような単純作業は、ヒューマンエラーが発生しやすい部分でもあります。Excelの機能を適切に設定することで、正確なデータを迅速に集計・転記できる体制を構築できます

申請・承認フローの管理

申請・承認フローの管理も、Excelの活用によって効率化を図ることができます。交通費の精算や有給休暇の取得など、社内で発生するさまざまな申請業務は、紙の書類で運用していると回覧に時間がかかり、紛失のリスクも伴います。

Excelを用いて申請書のフォーマットを統一し、プルダウンリストや入力規則を設定することで、申請者の入力漏れや間違いを未然に防ぐことができます。また、共有フォルダやクラウドストレージと組み合わせて運用することで、承認者がどこからでも申請内容を確認し、スムーズに処理を進めることができます

ただし、組織の規模が大きくなり承認ルートが複雑化してくると、Excel単体での管理には限界が生じることも事実です。まずは現在の業務フローを見直し、Excelの基本機能を活用してフォーマットを整えることから始めるのがおすすめです。

Excelで業務効率化する5つの方法

Excelで業務効率化を実現する5つの方法 ① ショートカット活用 Ctrl + C ≫ Ctrl + V キーボード操作のみで 作業スピードを大幅向上 【手軽にできる時短術】 ② 関数による自動計算 =VLOOKUP( キー, 範囲... ) 手計算をなくして 計算ミスを完全に防止 【ミス防止と正確性】 ③ マクロ・VBA自動化 ▶ 処理を実行する 複雑な定型業務を ボタン一つで一括処理 【定型作業の自動化】 ④ クラウド・共有機能 複数人で同時に編集可能 ファイルの先祖返りを防ぐ 【リアルタイム共同編集】 ⑤ ワークフロー電子化 効果最大! 申請 承認 決裁 Excelをそのままシステム化 印刷・回覧・紛失リスクゼロ 【意思決定のスピードUP】

日々の業務において、Excelは単なる表計算ソフトとしてだけでなく、さまざまな機能を活用することで業務プロセス全体を改善できます。

方法① ショートカットキーの活用

方法① ショートカットキーの活用について説明します。キーボード操作のみで特定の処理を実行することで、マウス操作の手間を省き、作業スピードを大幅に向上できます。一つひとつの時間短縮はわずかでも、積み重なることで大きな業務効率化を実現できるのが特徴です。代表的なショートカットキーには、以下のようなものがあります。

ショートカットキー 機能の説明
Ctrl + C / Ctrl + V 選択したセルの内容をコピーし、別のセルに貼り付けできます。
Ctrl + Z 直前に行った操作を取り消して、元の状態に戻すことができます。
Ctrl + F シート内から特定の文字列を検索できます。
Alt + = 選択した範囲の数値を自動的に合計(SUM関数を挿入)できます。

これらのキーを日常的に使用することで、キーボードから手を離さずに作業を進めることができます。

方法② 関数による自動計算

Excelに標準搭載されている関数を組み合わせることで、手作業での計算ミスを防ぎ、正確な数値を瞬時に算出できます。とくに集計作業やデータ分析において、関数は非常に強力な機能として活用できます。

代表的な関数 活用シーンと機能
SUM / AVERAGE 売上データなどの合計値や平均値を自動で計算できます。
VLOOKUP / XLOOKUP 商品コードや社員番号から、別シートにある該当データを自動で抽出できます。
IF / IFS 設定した条件を満たしているかどうかを判定し、結果に応じて表示する内容を分岐できます。
COUNTIF 特定の条件に一致するデータの件数を正確に数えることができます。

関数を適切に設定しておくことで、データが更新された際にも自動で再計算されるため、毎月の定型レポート作成などをわかりやすく効率化できます。

方法③ マクロ・VBAで定型処理を自動化

マクロ機能やVBA(Visual Basic for Applications)を活用することで、毎日発生するような複雑な定型作業をボタン一つで実行できます。複数のファイルからデータを転記したり、特定のフォーマットに整形して印刷したりする作業を自動化できます。

プログラミングの知識が必要になる場面もありますが、手作業によるヒューマンエラーを削減できるだけでなく、大幅な時間短縮を実現できるのが最大のメリットです。一度構築してしまえば、担当者が変わっても同じ品質で業務を遂行できます。

方法④ クラウド・共有機能による管理効率化

Microsoft 365などのクラウドサービスを利用することで、複数人のユーザーが同時に同じファイルを編集できます。従来のように、ファイルをメールに添付して順番に更新を依頼する手間を省くことができます。

常に最新のデータがクラウド上に保存されるため、先祖返りなどのトラブルを防止できます。また、外出先や自宅からでもスマートフォンやタブレットを使用してデータを確認できるため、多様な働き方に対応した業務環境を構築できます。

方法⑤ 申請・承認フローをワークフローで電子化

Excelでの申請管理には限界もありますが、まずはフォーマットの統一や入力規則の設定など、できる範囲でExcelを整備することが第一歩です。その上で、業務規模の拡大に合わせてワークフローシステムへの移行を検討するのが現実的なアプローチです。経費精算や有給休暇の申請など、Excelで作成したフォーマットをそのままワークフローシステムに連携させることで、紙の印刷や回覧の手間を削減できます。

システム上で申請から承認までのルートを自動化できるため、書類の紛失リスクをなくすことができます。さらに、承認状況をリアルタイムで把握できるため、業務の停滞を防ぎ迅速な意思決定を支援できるようになります。Excelの使いやすさを残しつつ、管理の煩雑さを解消できる有効な手段として活用できます。

Excelで業務効率化する際の注意点と限界

Excelによる業務効率化の限界と3つの課題 課題 01 ? 属人化・引き継ぎ困難 ・マクロのブラックボックス化 ・作成者以外は修正不能に ・退職・異動時の移行困難 課題 02 × 複雑な承認への対応 ・条件分岐の自動化が困難 ・メール回覧など手動の極み ・組織拡大で手間が倍増 課題 03 ! セキュリティ・ログ不足 ・詳細な操作履歴が残らない ・誤消去や改ざんのリスク ・パスワード共有による漏洩 専用のワークフローシステムで課題を解決! 業務の標準化・共有化 柔軟なルート自動判定 改ざん防止・ログ保持

手軽に導入できるツールとして多くの企業で活用されていますが、本格的な業務改善を進めるうえではいくつかの課題に直面することが少なくありません。

ファイルの属人化・引き継ぎ困難

ファイルの属人化・引き継ぎ困難は、高度な機能を利用する際に発生しやすい問題です。マクロやVBAを活用することで定型業務を自動化できますが、作成者本人にしか仕組みがわからないブラックボックス化を招くリスクが高まる原因となります。担当者の異動や退職時に適切な引き継ぎが行われないと、エラーが発生した際の修正や業務環境の変化に合わせたアップデートが困難になるのが理由です。

複雑な承認ルートへの対応が難しい

申請や稟議などの業務において、複雑な承認ルートへの対応が難しい点も大きな課題です。Excelのブックをメールや共有フォルダで回覧する方法では、金額や役職に応じた条件分岐を自動で制御することは困難です。申請内容によって承認者が変わるような柔軟な設定を組み込むことは難しく、結果として手作業による確認や差し戻しの手間が増加する原因となります。本来の目的である業務効率化から遠ざかってしまうため、組織規模が大きくなるほど専用のシステムへの移行を検討する必要があります。

監査ログ・セキュリティ管理の不足

企業のコンプライアンスを維持するうえで、監査ログ・セキュリティ管理の不足は致命的な弱点となります。Excelの標準機能だけでは、誰がいつどのセルを編集したかという詳細な操作履歴を改ざん不可能な形で記録し続けることができません。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が公開している情報セキュリティ対策ガイドラインなどからも、適切なアクセス制御とログの保全が企業にとって重要であることがわかります。

また、ファイルにパスワードを設定することはできますが、複数人で共有する環境ではパスワードの漏洩リスクが高まり、十分なセキュリティ対策とは言えません。以下の表は、Excelと専用システムにおける管理機能の違いを整理したものです。

比較項目 Excelによる管理 専用システムによる管理
監査ログの取得 詳細な履歴の保持や追跡が困難 操作履歴や承認日時を自動的かつ正確に記録できます
アクセス権限の設定 ファイル単位やシート単位の簡易的な制限のみ ユーザーや役職に応じた細やかな権限を付与できます
データの改ざん防止 意図しない上書きや削除のリスクが高い システム側で強固に保護され安全性を確保できます

このように、機密性の高い情報や厳密な手続きが求められる業務においては、Excelのみに依存する運用には限界があります。自社の業務要件と照らし合わせ、適切なツールの選定を行うことが重要です。

Excelの限界を解決するワークフローシステム「AppRemo」

Excelの課題を解決する「AppRemo」3つの強み 従来のExcel管理(課題) ・メールや口頭での承認確認が面倒 ・ファイルの先祖返りや属人化が発生 ・押印や提出のために「出社」が必要 システム化 AppRemo導入後(解決) ・承認ルートを自動化、停滞を防ぐ ・申請データをシステムで一元管理 ・クラウド対応でどこからでも承認可能 業務効率化を支える「AppRemo」の特長 1 ExcelをそのままWeb化 X 使い慣れた画面を維持 長年使い続けたExcelの申請書を そのままシステムに移行可能。 現場に混乱を与えず、スムーズに システム化を進められます。 2 ノーコードでフロー設定 申請 承認 決裁 完了 直感的なルート構築 専門知識がなくても、ドラッグ& ドロップで複雑な承認ルートを 簡単設定。組織変更や人事異動 にも即座に対応できます。 3 クラウドで低コスト運用 テレワーク・低コスト クラウド型のためサーバー不要で 導入が容易。インターネット環境 さえあれば、外出先や自宅から いつでも申請・承認が可能です。

Excel(エクセル)を用いた申請業務では、ファイルの属人化や複雑な承認ルートの管理が課題となることが多くあります。そのような課題を解決するために、使い慣れたExcelの画面をそのまま活かしながら、システム化のメリットを享受できるのがAppRemoの強みとなっています。

ExcelフォームをそのままWebフォームに変換

ExcelフォームをそのままWebフォームに変換できる機能は、AppRemoの最大の特徴です。多くの企業では、経費精算や休暇申請などの業務において、長年使い続けてきた独自のExcelフォーマットが存在しています。新しいシステムを導入する際、入力画面が大きく変わってしまうと、従業員が操作方法を覚えるための学習コストが発生し、現場の混乱を招く原因となるのが一般的です。

AppRemoであれば、現在利用しているExcelの申請書をそのままシステムに取り込んでWebフォームとして利用できます。従業員はこれまでと同じ画面レイアウトで入力できるため、スムーズに新しいシステムへ移行できるのが大きな利点となっています。また、入力されたデータはシステム上で一元管理されるため、過去の申請内容の集計や検索も簡単に行うことができます。

申請・承認フローをノーコードで設定

申請・承認フローをノーコードで設定できる点も、業務効率化を推進する上で重要な要素です。企業の組織変更や人事異動に伴い、承認ルートは頻繁に変更される傾向にあります。従来のシステムでは、フローの変更に専門的なプログラミング知識が必要となり、情報システム部門への負担が大きくなることが課題でした。

AppRemoでは、直感的な操作画面からドラッグアンドドロップなどの簡単な操作で、複雑な承認ルートでもノーコードで設定できます。条件分岐や代理承認などの高度な設定も、専門知識を持たない現場の担当者自身が柔軟に変更できます。これにより、組織の変更にも迅速に対応できるだけでなく、システム管理者の運用負担を大幅に軽減できるのが魅力です。

クラウド型で導入・管理コストを抑える

クラウド型で導入・管理コストを抑えることができるため、システム導入のハードルを大きく下げることができます。自社でサーバーを構築して運用するオンプレミス型のシステムと比較して、クラウド型のシステムは初期費用や保守管理の手間を大幅に削減できます。総務省が推進するテレワークの推進などの働き方改革においても、インターネット環境さえあればどこからでもアクセスできるクラウド型システムの重要性が高まっています。

AppRemoはクラウド型のシステムとして提供されているため、サーバーのメンテナンスやバージョンアップなどの管理業務を自社で行う必要がありません。以下の表は、Excelでの手作業による管理と、AppRemo(クラウド型ワークフローシステム)を導入した場合の違いをわかりやすく整理したものです。

比較項目 Excelでの手作業管理 AppRemo(クラウド型システム)
フォーマット作成 Excelで自由に作成可能 既存のExcelをそのまま活用できます
承認ルートの管理 メールや口頭での確認が必要 システム上でノーコードで設定して自動化できます
導入・運用コスト 初期費用は低いが人的コストが増大 クラウド型のため初期費用と管理の手間を抑えられます
テレワーク対応 ファイルの共有や捺印のために出社が必要な場合がある インターネット経由からいつでもどこでも申請や承認ができます

このように、初期費用を抑えつつ、運用保守の手間を削減できるため、情報システム部門の人手不足に悩む企業でも安心して導入できます。また、常に最新のセキュリティ対策が施された環境を利用できるため、安全な業務基盤を構築できます。

AppRemoによるExcel業務効率化の活用事例

AppRemo 導入による業務効率化イメージ X 使い慣れたExcelファイルをそのまま申請フォームに! 現場に新たな教育コストをかけず、スムーズなペーパーレス化を実現します。 製造業(工場 ⇔ 本社) 導入前 メール添付による非効率 申請の進捗状況が分からず、承認が遅延 過去の申請書を検索・集計するのに一苦労 AppRemo効果 リアルタイムな進捗可視化 どこで承認が止まっているかが一目で分かる データの蓄積と簡単検索 過去の申請データをシステム内で即座に検索可能 建設業(現場 ⇔ 本社) 導入前 現場と本社の往復・紙運用 印刷・押印のために現場から本社へ戻る手間 多種多様な現場帳票の管理がバラバラ AppRemo効果 モバイルから直接申請・承認 スマートフォン対応で現場にいながら完結 ペーパーレス化とデータ一元管理 保管スペース削減と他システムへのデータ連携

これまで使い慣れたExcel(エクセル)の帳票をそのまま申請フォームとして活用できるワークフローシステムであるAppRemoは、さまざまな業種で業務効率化に貢献しています。

製造業での導入例

製造業での導入例では、工場と本社間での紙やExcelファイルによる申請業務の煩雑さが課題となっていました。部品の購入申請や品質管理の報告書など、現場で入力したExcelファイルをメールに添付して承認者に送付する運用では、進捗状況が把握しづらく、承認の遅延が発生しやすい状況でした。

AppRemoを導入することで、現場で使い慣れたExcelフォーマットを変更することなく、そのままWeb上の申請フォームとして利用できます。これにより、現場の担当者は新しいシステムの操作を覚える負担なく、スムーズに電子化へ移行できます。また、承認ルートが自動化されるため、どこまで決裁が進んでいるかが可視化され、業務の停滞を防ぐことができます。

導入前の課題(製造業) AppRemo導入後の効果
Excelファイルのメール添付による承認遅延 システム上で承認フローが完結し、進捗状況をリアルタイムで把握できます
現場担当者の新しいシステムへの抵抗感 使い慣れたExcelフォームをそのまま利用できるため、教育コストを削減できます
過去の申請書の検索に時間がかかる システム内にデータが蓄積され、必要な情報をすぐに検索・抽出できます

建設業での導入例

建設業での導入例として、複数の現場事務所と本社間での経費精算や作業報告のやり取りが挙げられます。建設現場では、日報や安全管理のチェックシートなど、多岐にわたる書類がExcelで作成されています。しかし、現場から本社へ戻ってから書類を印刷・押印する手間があり、業務の非効率化を招いていました。

国土交通省のi-Construction(アイ・コンストラクション)推進の取り組みなどからもわかるように、建設業界全体でICT(情報通信技術)を活用した生産性向上が求められています。AppRemoを活用することで、現場にいながらスマートフォンやタブレットからExcelフォームベースの申請を行うことができます。これにより、移動時間や事務作業の手間が省けるだけでなく、承認されたデータを集計システムへ連携しやすくなるため、全社的な業務効率化を実現できます

導入前の課題(建設業) AppRemo導入後の効果
現場から本社への移動と印刷・押印の手間 現場から直接オンラインで申請・承認を完了できます
多種多様なExcel帳票の管理が煩雑 既存のExcel帳票をそのままワークフローに組み込み、一元管理できます
紙の書類による保管スペースの圧迫 ペーパーレス化により、保管コストを削減し、情報漏えいのリスクを低減できます

よくある質問(FAQ)

ExcelのマクロとVBAの違いは何ですか?

マクロはExcelの操作手順を記録して自動で実行する機能のことです。一方で、VBA(Visual Basic for Applications)は、そのマクロを構築するために使用されるプログラミング言語を指します。

マクロの記録機能だけでは対応できない複雑な条件分岐や、他のアプリケーションとの連携を行う場合には、VBAを用いてコードを記述することで高度な業務効率化を実現できます。両者の具体的な違いは以下の表から確認できます。

項目 マクロ VBA(Visual Basic for Applications)
概要 操作手順を記録して実行する機能 マクロを構築するためのプログラミング言語
難易度 プログラミング知識がなくても利用できます コードの記述や専門的な知識が必要です
適した用途 単純な繰り返し作業の自動化 複雑な条件分岐や他システムとの連携

申請・承認業務をExcelで管理する際のリスクは何ですか?

Excelでの管理には、ファイルの属人化や改ざんのリスクが伴います。誰がいつ承認したのかという履歴が残りにくく、内部統制の観点から問題となる選択肢となっているのが理由です。

また、ファイルの同時編集が難しいため、業務の停滞を招く恐れがあります。手作業による転記ミスや承認漏れが発生しやすいことも大きなリスクとなります

ワークフローシステムへの移行はコストがかかりますか?

初期費用や月額の運用費用など、一定のシステム導入コストが発生します。しかし、ペーパーレス化による印刷代や保管スペースの削減だけでなく、業務効率化による人件費の削減効果を得ることができます。

長期的な視点で見ると、システム導入にかかる費用を上回るコスト削減効果を期待できます。自社の課題に合わせて適切なシステムを選択することが重要です。

ExcelフォームをそのままワークフローシステムAppRemoで使えますか?

AppRemo(アップリモ)では、現在ご利用中のExcelフォームをそのまま申請画面として活用できます。

ユーザーは使い慣れたExcelの画面から直接入力できるため、新しいシステムに対する学習コストを大幅に抑えることができます。既存の業務フローを大きく変更することなく、スムーズにシステムへ移行できます。

中小企業でもワークフローシステムを導入できますか?

近年ではクラウド型のワークフローシステムが主流となっており、サーバーの構築や専門的なIT人材が不要なため、中小企業でも手軽に導入できます。

初期費用を抑えつつ、少人数からでもスモールスタートで運用を開始できるため、企業規模を問わず業務効率化を実現できます。専任の担当者が不在の環境でも、直感的な操作で設定や管理を完結できます。

まとめ

本記事では、Excelを用いた業務効率化の方法とその限界について解説しました。ショートカットキーや関数、マクロを活用することで定型作業は大幅に効率化できます。しかし、ファイルの属人化や複雑な承認フローの管理、セキュリティ面での限界が存在するのも事実です。

これらの課題を解決し、Excelの使い勝手をそのままに申請・承認業務を電子化できるのがワークフローシステム「AppRemo」です。特に、申請件数が増加したり承認ルートが複雑になったりしてきた段階が、専用システムへの移行を検討するタイミングの目安となります。現在のExcelフォームを活かしてスムーズな移行が可能です。より詳しい機能や導入メリットについては、ぜひ「AppRemo製品ガイド」をご覧ください。


この記事の執筆・監修者
梶原 直樹
梶原 直樹
株式会社システムエグゼ 営業部 業務改善コンサルタント IT企業に入社後、システム保守やカスタマーサポートを経験。その後、営業職に転じてSaaS製品の提案を行い、顧客の業務改善に寄与。 2024年よりシステムエグゼで「AppRemo」の提案営業に従事し、 業務効率化を軸に企業の課題解決を推進している。

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