Oracle Cloudに関してご提案時にお客様からよくいただくご質問についてまとめています。
Oracle Cloud全般
Oracle Cloudの特長を教えてください
Oracle Cloudは、クラウドとオンプレミスの良さを兼ね備え、エンタープライズユーザーの厳しい要件にも対応できる「次世代クラウドインフラ」です。一般的なクラウドと比較したOracle Cloudの特長は主に下記の4点です。
- 統一化されたプラットフォーム
- より堅牢なセキュリティの実現
- 業界初のSLAを定義
- 段階的かつ効率的な次世代マイクロサービス・アーキテクチャの追従
詳細は<Oracle Cloud(オラクル クラウド)の特長>をご覧ください。
Oracle Cloudの無料トライアルではどんなことができますか
Oracle Cloudには、Always Freeクラウド・サービスと30日間無料トライアルが含まれる無料枠(Oracle Cloud Free Tier)が用意されています。30日間無料トライアルは、最大30日間、300米ドル分のリソースを使うことができます。
Oracle Cloudの無料枠の詳細は下記ブログをご確認ください。
Oracle Cloudの無料枠でできることとトライアルの申し込み方法
Oracle Cloudの導入事例を教えてください
オラクル社のWebページ「Oracleのお客様の成功事例」にグローバルでのOracle Cloudの事例が掲載されています。日本での事例については、「国内Oracle Cloud成功事例」に掲載されています。
Oracle Cloudと他のパブリッククラウドを比較した情報が知りたいです
下記のブログにて代表的なサービスとコスト比較をご紹介しています。
パブリッククラウド比較-Oracle CloudとAWS・Azure・GCP
Oracle Cloudのセキュリティ対策への考え方を教えてください
Oracle Cloudは、セキュリティを最優先に設計されています。さまざまなセキュリティソリューションや独自のセキュリティポリシーによって、サイバー攻撃や不正アクセスといった脅威から顧客の情報資産を保護します。
Oracle Cloudの強固なセキュリティについての詳細は下記ブログをご確認ください。
Oracle Cloudのセキュリティ体制はなぜ強固なのか
Oracle Cloudのサービス
Oracle Cloudのサービスによりどのような課題を解決することができますか
Oracle Cloudのサービスを活用することで、さまざまな課題を解決することができます。
- 使い慣れたVMwareをクラウドでも利用し続けたい
- Oracle Real Application Clusters構成をそのままクラウドで利用し続けたい
- 混合データベースワークロードのパフォーマンスを両立させたい
- データ分析基盤を構築したが、あまり利用されていない
詳細は<クラウド移行でよくある課題とOracle Cloud活用方法>をご覧ください。
他社クラウド・ベンダーのOracle Databaseのマネージドサービスとの違いを教えてください
一般的なクラウドの場合には、IaaSにするかPaaSにするかの2択になりますが、Oracle Cloudでは多様なビジネス要件に対応するために、規模や用途に応じて3つのデータベース・サービスを提供しています。
- Base Database Service
OSへのログインが可能で自由度が高く、IaaSとPaaSの良いとこ取りができるサービス - Exadata Database Service
高性能・高可用性を備えたExadataをクラウドで利用できるサービス - Autonomous Database
機械学習によりチューニングなどの運用を自動化する自律型データベース
その他にも「有利なライセンス体系とEEオプション機能の扱い」や「Oracle Real Application Clustersのサポート」などがあります。
詳細は下記の資料をご確認ください。
Oracle Databaseをクラウドで使い続けるならOracle Cloudをおすすめしたい理由
Oracle Interconnect for AzureとOracle Database@Azureの違いを教えてください
Oracle Interconnect for AzureはMicrosoft AzureとOracle Cloudのネットワークを直接接続するのに対し、Oracle Database@AzureはMicrosoft Azureのネットワーク上にOracle Databaseが構築されます。Oracle Interconnect for Azureはそれぞれマイクロソフト社、オラクル社から通常の請求が行われます。一方、Oracle Database@Azureはすべてマイクロソフト社からの請求となります。
他社クラウド・ベンダーのVMWareサービスとの違いを教えてください
Oracle Cloudで提供されるVMWareサービスは、Oracle Cloud VMware Solution(OCVS)と言います。
下記3点がOCVSの特長です。
- ネットワーク仮想化用の外部HWにより、お客様ネットワークを強固に分離
- お客様が制御可能なネットワーク内にVMware環境を構成し、オンプレミス同等のセキュリティ設定、操作、運用を実現
- 同じネットワーク内で、データベース・サービスと低遅延で接続でき、基幹システムの安定した稼働が可能
Oracle Cloudのコスト
選択できる料金体系の種類を教えてください
従量課金制のPay As You Go(PAYG)と、年間クレジット制のAnnual Flexから選択することができます。利用額が決まっていない、または短期間利用の場合はPay As You Go、1年以上定常的に利用する場合はAnnual Flexがおすすめです。
Oracle Cloudの価格を知りたいです
オラクル社のWebページ「クラウドの価格表」に単価が掲載されています。
また、Oracle Cloudの費用見積り支援としてコスト試算ツールが提供されています。
コスト試算ツールの使い方は下記ブログをご確認ください。
実践!! Oracle Cloudのコスト試算ツールによる料金計算
他社クラウド・ベンダーとの価格シミュレーションが知りたいです
Oracle Cloudは、利用頻度の高いサービスであるコンピュート、ストレージ、ネットワークで他社クラウドの同等リソースと比べて低価格で提供されています。
詳細は<Oracle Cloud価格シミュレーション>をご覧ください。
Oracle Cloudとシステムエグゼ
システムエグゼにはどんな強みがありますか
システム開発のオールマイティ企業として、お客様の業種を問わず、コンサル~保守・運用管理まで一貫して、さまざまな業務システム開発の実績があります。中でもOracle Cloudの導入にはいち早く取り組んでおり、有資格者も多く在籍しております。またOracle Cloudパートナー企業として、Cloud Solutions Provider認定の取得、セミナーへの登壇、アワード受賞の実績があります。
詳細は<Oracle Cloudパートナー企業としてのシステムエグゼの強み>をご覧ください。
システムエグゼのOracle Cloud導入事例を教えてください
システムエグゼの導入事例は、こちらからご確認いただけます。また、導入事例をまとめた事例集もご用意しています。
システムエグゼが提供するOracle Cloudを活用したサービスを教えてください
これまでのOracle Cloudの導入実績のノウハウを標準化し、理想的なクラウド運用を徹底的に追及したオールインワンクラウドプラットフォームサービス「EXE-Cloud(エグゼクラウド)」を提供しています。EXE-Cloudをご利用いただくことで、お客様はクラウド管理業務に割く時間を大幅に短縮し、本来注力すべき業務に集中することが可能になります。
もちろん従来の再販提供型でのご支援も対応可能です。
上記以外にもOracle Cloudを活用したソリューションをご提供しています。
- 次世代データ分析サービス(Oracle Autonomous Data Warehouse)
Oracle Autonomous Data WarehouseのAI機能で未来を予測し、MotionBoard の多彩な表現力でデータの見える化を実現 - コミュニティバス利用促進サービス(Oracle Blockchain Platform)
コミュニティバスの利用者を増加させるインセンティブポイント活用システム - nikuQ(Oracle Blockchain Platform)
社内のコミュニケーションを活性化させるリモートコミュニケーションプラットフォーム
おわりに
Oracle Cloudに関して、ご提案時にお客様からよくいただくご質問をご紹介しました。Oracle Cloudは、ガバメントクラウドにも採択されるなど、業種を問わず急速に普及しています。当社でも実際、お客様から「Oracle Cloudを検討したいので支援はできますか?」といったお問い合わせも増えており、Oracle Cloudの認知度がとても高くなってきていることを実感しています。
システムエグゼでは、OCIへの移行を効率的に比較検討するための無償移行アセスメントサービスを提供しています。ワークショップ、評価・分析、レポート作成という3ステップで、お客様は負担を極力抑えながらOCIへの移行を検討することができます。この機会にOracle Cloudをご検討されてみてはいかがでしょうか。
- カテゴリ:
- クラウド移行