クラウド移行でよくある課題とOracle Cloud活用方法
クラウド移行のご相談をいただく際によくお聞きする課題について、
これまでにシステムエグゼがご提案したOracle Cloudのサービスと合わせてご紹介します。
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使い慣れたVMwareをクラウドでも利用し続けたい
- オンプレミスでVMwareを利用していてクラウド移行を検討中
- 他クラウドでVMwareを利用しているが、制約が多く使い勝手が悪い
Oracle Cloud VMware Solution(OCVS)がおすすめです!
オンプレミスの構成や設定をそのまま仮想クラウド・ネットワーク内に移行
Oracle Cloudならではのアーキテクチャで、高いセキュリティ、性能、制御性を実現
オンプレミスで培ったVMWareの実績を活用し、
OCIへのVMの移行から運用までトータルでご支援いたします。
OCVSでよくある質問
他社クラウド・ベンダーのVMWareサービスとの違いは何ですか?
下記3点がOCVSの特長です。
- ネットワーク仮想化用の外部HWにより、お客様ネットワークを強固に分離
- お客様が制御可能なネットワーク内にVMware環境を構成し、オンプレミス同等のセキュリティ設定、操作、運用を実現
- 同じネットワーク内で、データベース・サービスと安定した低遅延で接続でき、基幹システムの安定した稼働が可能
OCVSへの移行方法は?
下記の3つのいずれかの方法を使いOCVSへ移行します。
- OVFテンプレートのエクスポート・インポート
- VMware Hybrid Cloud Extension (HCX vMotion/Bulk Migration)
- サードパーティーツール
Oracle Real Application Clusters構成をそのままクラウドで利用し続けたい
- Microsoft Azureに移行したいと思っているが、サービスレベルを落としたくないため、現行と同じOracle RACのまま移行したい
- アプリケーションは内製化に向けてMicrosoft Power Appsで実装し、データベースは運用コストを下げるために自律型のOracle Autonomous Databaseを利用したい
Oracle Interconnect for Azure / Oracle Database@Azureがおすすめです!
Oracle Interconnect for Azure
OCIとMicrosoft Azure間のセキュアで低遅延なプライベート相互接続を提供
Oracle Database@Azure
Microsoft AzureでOracle Database Serviceを導入し利用できる
Oracle Interconnect for Azure構成の設計・構築・移行と合わせて、Microsoft Azureでのアプリケーション開発を含めたシステム全体のご支援をいたします。Oracle Database@Azureも今後対応予定です。
Oracle Interconnect for Azureでよくある質問
Oracle Interconnect for AzureとOracle Database@Azureの違いはなんですか?
Oracle Interconnect for AzureはAzureとOCIのNWを直接接続するのに対し、Oracle Database@AzureはAzureのNW上にOracle Databaseが構築されます。ただし、 Oracle Database@Azureは利用できるDatabase SystemがOracle Exadata Database Serviceに限られており、かつ利用できるリージョンにも制限があるため、システム要件によって適切な選択が必要となります。
Oracle Interconnect for AzureとOracle Database@Azureの請求方法はどうなるのでしょうか?
Oracle Interconnect for Azureはそれぞれマイクロソフト、オラクルから通常の請求が行われます。
- Azureリソースの料金:マイクロソフトから請求
- OCIリソースの料金:オラクルから請求
混合データベースワークロードのパフォーマンスを両立させたい
- バッチ処理中にオンライン処理のパフォーマンスが劣化
- バッチ処理が夜間帯に終わらない
Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure(ExaDB-D)がおすすめです!
最高のデータベース基盤をパブリッククラウドで利用可能
オンラインでリソース増減が可能、月末月初や夜間ピーク等へ柔軟に対応
ミッションクリティカルなシステムには、Golden Gateを活用し、OCI上のExadataへ停止時間を最小限にしたデータ移行をご支援いたします。
ExaDB-Dでよくある質問
OSにログインすることはできますか?
OSログインが可能です。
OS領域のファイル置き場としての利用や、エージェントのインストール、ログ監視等オンプレミスと近しい形で運用管理が可能です。
オンプレミスと同じ構成で構築した場合コストはどうなりますか?
オンプレミスの場合、ピークに合わせてリソースを常に用意する必要がありますが、ExaDB-Dの場合は利用するCPU数を変えることで柔軟リソース増減が可能となり、コストを最適化できます。
データ分析基盤を構築したが、あまり利用されていない
- 運用中のDWHでは容量や性能の制約がデータ活用の障壁となっている
- AI/機械学習を活用した高度なデータ分析でデータドリブン経営を目指したい
Oracle Autonomous Data Warehouse(ADW)がおすすめです!
Oracle Database + Exadata + AI/機械学習による自律化
柔軟性(1CPU単位+無停止+自動でスケーリング)
ADWの構築・移行だけではなく、データソースからADWへのデータ連携やOACによる可視化対応までの分析環境全体のご支援をいたします。
ADWでよくある質問
ADWは自律型データベースと紹介されているが、どこが自動化されていますか?
パッチ適用やバックアップ、負荷状況に応じたスケーリングや、効率のよいSQL実行につながるSQLチューニングといった処理を自動化できます。
これにより、これまでデータベース管理者が日常的に行っていた管理タスクを削減することができます。
パッチ適用のスケジュールを変更することはできますか?
共有インフラストラクチャ・デプロイメントの場合はできません。
パッチ適用はメンテナンス時間中に行われます。
次に予定されているメンテナンスの日時は、各インスタンスのOCIコンソールページで確認できます。
専用インフラストラクチャ・デプロイメントでは、お客様側でメンテナンス時間枠を変更することができます。