Oracle Cloud
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Oracle Cloudとは
Oracle Cloudは、クラウドとオンプレミスの良さを兼ね備え、エンタープライズユーザの厳しい要件にも対応できる「次世代クラウドインフラ」です。
ビジネス・アジリティを向上させるとともに、コスト削減、ITの複雑性を軽減することで、企業のイノベーションとビジネスの変革を促進します。
分析/Analytics
組み込み済みの機械学習と人工知能を使用して組織全体のデータを分析するため、
よりスマートな予測とより良い意思決定を推進
Oracle Analytics Cloud Service
Oracle Machine Learning
アプリ開発/Application Development
コーディングを減らし、Web、モバイル、クラウドネイティブのアプリケーションの迅速な開発・立上げを支援
Oracle Container Engine for Kubernetes
Oracle Mobile Cloud Service
Developer Cloud Service
Blockchain Platform
データベース/Database
コストが最適化された高性能バージョンのOracle Databaseをはじめさまざまな利用ケースに対応したデータベースを提供
Oracle Autonomous Database
Oracle Database Service
Oracle Exadata Cloud Service
Oracle MySQL Cloud Service
Oracle NoSQL Database Cloud Service
Oracle Big Data Service
統合/Integration
さまざまなクラウドやオンプレミスのソースから得られる内容豊富で信頼できるリアルタイムのデータを提供
Oracle Data Integration
Oracle Integration Cloud Service
Oracle API Platform Cloud Services
コンピュート/Compute
オンプレミス環境をそのままクラウドへ移行、高い性能とセキュリティ、可用性を実現
仮想マシン
ベアメタル・サーバー
ストレージ/Storage
多彩なデータ保管ニーズに、優れたコストパフォーマンスで対応
Block Volumes
仮想マシンやベアメタル・インスタンスで動作するように設計された信頼できる高性能ストレージ
Object Storage
あらゆるタイプのデータをネイティブ形式で保存
File Storage
フルマネージドのネットワーク・ファイル・システム(NFS)を提供
オールフラッシュ・ローカルストレージ
非常に低いレイテンシと高性能のフラッシュベース・ストレージを提供
Archive Storage
Oracle Object Storageの10分の1のコストで信頼性と耐久性のある長期データを提供
Data Transfer
大量のデータをOracle Cloudに安全かつ無償で移動
Storage Gateway
ローカル・ファイル・システムをブリッジすることで、オンプレミス・データを拡張
ネットワーク/Network
高性能と堅牢なセキュリティを両立させたネットワークを提供
Oracle仮想クラウドネットワーク(VCN)
Oracle FastConnect
VPN Connect
Oracle Load Balancing
Oracle Cloud Infrastructure DNS
Oracle Cloud Service Gateway
セキュリティ/Security
オラクルのデータとアプリケーションの保護に関する数十年にもわたる経験により安全なクラウドを提供
Oracle Identity and Access Management
Oracle Web Application Firewall
Oracle CASB Cloud Service
Oracle Cloudの特徴
次世代クラウドプラットフォーム
Oracle Cloudはクラウドインフラサービスとしては後発でありますが、
既存のクラウドサービスに足りなかった部分を備えた「次世代のクラウド」として注目が集まっています。
Oracle Cloudのここがすごい!!
統一化されたプラットフォーム
多くの企業が利用しているOracle Databaseを速やかにクラウド環境へ移行できる
より堅牢なセキュリティの実現
一般的なクラウドの現状 | セキュリティプロのニーズ | Oracleの解 | |
---|---|---|---|
データ中心のセキュリティ対策 | データの保護対策は、お客様側で独自のツールを作成し、対策・運用が必要 | 守るべきものを定義して、セキュリティ対策を実施するべき | 重要データの所在・リスク評価・監査を含む統合的なデータ・セキュリティ監視ソフト Data Safeを無償(*)で提供。さらに、データを中心に多層で保護するための構築済みセキュリティサービスを提供 |
自動化されたセキュリティ管理 | セキュリティサービスの利用に費用が発生し、予測できない | セキュリティは予算化できない。そのため設定ミスなどによる事故が多発する | Cloud Guard / Security Zonesを無償で提供。UIや設定がわかりやすく導入が楽 |
セキュリティ・バイ・デザイン | セキュアかアンセキュアかお客様が選択 | 選択肢があると振り回される。デフォルトでセキュリティをオンにしてセキュアに倒すべき | OCIはセキュリティ第一のアーキテクチャセキュリティは常にオンに 顧客がセキュリティ機能をオフにできない |
* Oracle Cloud Databeseの利用でサービスを無償提供。ただし、監査機能は100万レコード/月まで
業界初のSLAを定義
Oracle Cloud は安定した高速な基盤を元に、業界初のSLAを提供。可用性だけでなく、性能/管理も対象にしています。
Oracle Cloud | A社 | B社 | |
---|---|---|---|
可用性 (利用できるか) |
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性能 (性能を満たしているか) |
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管理 (管理操作ができるか) |
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エンタープライズシステムのクラウド化
高負荷処理を効率的に処理し、ビジネス改善をするケース
システム停止がビジネスに与える影響度が高い「落としたくない」システム
高い可用性と性能を両立したエンタープライズ・レベルの次世代インフラ
競合他社と比較し、高コストパフォーマンスを実現
ハードウェアの調達や保守、設置費、メンテナンス工数を削減
リアルデータ移行のコストも削減
VMware環境のクラウド移行
VMware環境のクラウド移行を実現、起動停止が多い開発検証環境で
コスト効果大開発/検証環境やトレーニング環境の構築
使い慣れたファイルサーバーをクラウドで
二次バックアップの遠隔保護によるBCP対策
グローバルなファイル共有基盤、ログ情報などのアーカイブデータ格納
災害対策サイトの構築
基幹システムのインフラ更改で、高いサービスレベルと安定稼働実現のため、災害対策サイトの構築を検討
OCI案件事例①(某人材派遣・紹介事業)
「Autonomous Database と Oracle Analytics Cloudを使用したデータ分析基盤の構築」
某人材派遣・紹介事業:人材派遣・紹介等のサービスを通じて、幅広い分野でお客様の問題解決に貢献
- プロジェクト背景/ 目的
-
- 利用者の増加に伴い取り扱うデータが増加。データストレージの容量不足やデータベースのレスポンス性能に不安がある。
また、データ分析機能も強化したい。 - システム管理者のシステムメンテナンスに対する負荷を軽減したい。
- 利用者の増加に伴い取り扱うデータが増加。データストレージの容量不足やデータベースのレスポンス性能に不安がある。
データベースには、高性能・高可用性・高セキュリティで実績あるExadataで構成され、
自律型データベースである「Oracle Autonomous Data Warehouse Cloud」を採用。
データ分析基盤には、可視化から高度な分析機能までを提供している
「Oracle Analytics Cloud」を採用。
- ポイント
-
- オンプレミス環境にあるデータベースを、Autonomous Data Warehouse Cloud(ADW)に移行。CPUの・ストレージサイズが変更可能な柔軟性のあるデータベース基盤となった。
- ADWが提供している機能により、データベースのパフォーマンス・チューニング、パッチ適用、障害・リカバリが自動で行われることにより、データベース運用管理業務の負荷を軽減することが可能となった。
OCI案件事例②(某情報サービス業)
「Oracle Cloudの導入により国内の固定・携帯電話番号の使用履歴システムの性能及び拡張性の向上」
某情報サービス業:顧客企業のビジネス効率化とリスク回避のための自社サービスを展開
- プロジェクト背景/ 目的
-
- 過去の状態も時系列で把握するため大量の過去データをデータベースに格納しておく必要がある。大量データに対する検索レスポンスを改善し、システムを安定稼働させたい。
- 現行のアプリケーションサーバはオンプレのシングル構成で稼働しているため拡張性が低く、利用者数増加に伴うパフォーマンス問題が課題。
データベースには、圧倒的なパフォーマンス優位性をもつExaDataで構成されている
「Oracle Autonomous Data Warehouse Cloud」を採用。アプリケーションサーバには、
「Oracle Cloud Infrastructure Container Engine for Kubernetes」を採用し、
クラウドネイティブなアプリケーションを開発
- ポイント
-
- オンプレに配置されているOracle SE-RACをOracle Autonomous Data Warehouse Cloud (ADW)に移行させ、物理的に複数テーブルで管理していたテーブルを並列処理できるようにパーティション化し、月次のデータ取り込み処理の性能向上と運用負荷の軽減を実現。さらに、ハイブリッド列圧縮(HCC)によりデータベースのストレージ容量を大幅に削減。
- Oracle Cloud Infrastructure Container Engine for Kubernetes (OKE)の導入により、スケールアップ・ダウンが容易にできるほか、費用を抑えながら、利用者数増加に伴うパフォーマンス問題に対応できるシステムを実現。
OCI案件事例③(某コールセンター業)
「国内クラウドからOracle Cloudへ移行し、コスト削減と安定したシステム運用を実現」
- プロジェクト背景/ 目的
-
- 国内クラウドのサービス終了に伴い、低価格かつ安定しているパブリッククラウドを探していた。
- 現行システムの国内クラウドは、パッチ適用やバージョンアップ作業でも業務停止を調整するケースがあり、システムの拡張性や運用面で課題が多く存在していた。
クラウドインフラ基盤には、低価格かつパフォーマンスに優位性を持つ
「Oracle Cloud Infrastructure」を採用。
- ポイント
-
- クラウド利用料は月額33万 ⇒ 6万となり、81%コスト削減を実現。
- コンピュート・シェイプも次世代型のAMDプロセッサでOSを構築したことにより、性能面が大幅に向上し、最大30秒掛かっていたアプリケーションの処理も2~3秒で完了することが出来た。
- オラクル社のクラウドインフラに関するメンテナンスはほとんどが無停止で実施されている。
- オープンソースで構成し、古いバージョンで環境構築していたが、Oracle CloudのLinuxはOSの種類やバージョンが豊富なため、クラウドに移行することで結果的に新しいバージョンで再構築できた。このため、セキュリティ強化にも繋がった。
OCI案件事例④(某人事サービス事業)
「OCIを利用したインフラ基盤 と Exadata Cloud Serviceを使用した人事SaaS基盤の構築」
- プロジェクト背景/ 目的
-
- 局所的な負荷に対し処理遅延が発生しない高性能基盤を探していた。
- ハードウェア保守期限終了に伴い、次期基盤を探していた。
インフラには、低価格かつパフォーマンスに優位性を持つ
「Oracle Cloud Infrastructure」を採用。
データベースには、高性能・高可用性・高セキュリティで実績があるExadataで構成された「Exadata Cloud Service」を採用。
- ポイント
-
- リソースをピーク時と平常時で調整することで処理遅延の回避/柔軟な費用調整を実現できた。
- フルクラウド化をすることで、全体的な処理性能が向上。運用するサーバ台数も86台から70台に削減できたため、25%の運用コスト削減につながった。
- 複数台の物理サーバで稼働していた20台強のデータベースを一元管理することが可能となった。
価格シミュレーション
PaaS/IaaSの価格モデル
Oracle Cloud Infrastructure: 2つの購入モデル
お客様のご利用に応じた、柔軟な契約体系モデル
Pay As You Go 従量課金制 |
Annual Flex 年間クレジット制 |
|
---|---|---|
対象サービス | PaaS/IaaS 全てのサービスを利用可能 | |
支払い | 毎月利用した分を後払い | 年額クレジットを前払い (最小年額クレジット額: 24万円) |
契約期間 | なし | 1年間以上 |
BYOL | Bring Your Own License (BYOL) 可能 (オンプレミス・ライセンスの持ち込み) |
|
構成変更 | 契約変更なしで柔軟な構成変更が可能 (サービス変更・サイズ変更・リージョン変更など) |
利用額が決まっていない/短期間利用の場合はPay As You Go
1年以上定常的に利用する場合はAnnual Flex
比較
利用頻度の高いサービス3つ全てで低価格を実現
Oracle の強み | Oracle | 他社クラウド | ||
---|---|---|---|---|
Compute |
|
¥61.25/時 Compute (VM.Standard2.8; 16vCPU, 120GB, Linux) |
¥119.04/時 仮想マシン (16vCPU, 64GB, Linux) |
![]() 低価格 |
Storage |
|
¥5,100/月 Block Volume (1TB, 25K IOPS) |
¥194,640/月 ブロック・ストレージ (1TB, 20K IOPS) |
![]() 低価格 |
Network |
|
¥18,972/月 FastConnect (1Gbps, 100TB) *閉域網接続 |
¥517,445/月 接続サービス (1Gbps, 100TB) *閉域網接続 |
![]() 低価格 |
Compute: 同一リソースを低価格で提供(メモリは約2倍)
Storage/Network:トランザクションやデータ転送量による料金変動を低減する料金体系
オラクルクラウドサンプル構成例
サーバ用途 | Oracle Cloud | AWS | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
項目 | 単価/月 | 数量 | 合計 | 項目 | 単価/月 | 数量 | 合計 | |
ロードバランサー | Load Balancer Base | ¥1,902 | 1 | ¥1,902 | Application Load Balancer | ¥2,643 | 1 | ¥2,643 |
Load Balancer Bandwidth 100Mbps | LCU | |||||||
Webサーバー | Compute(1OCPU,8GB) | ¥3,207 | 2 | ¥6,415 | m5.large(2vCPU、8GiB) | ¥12,788 | 2 | ¥25,576 |
Storage 200GB | Storage 200GB | |||||||
DBサーバー | Oracle DB EE(2OCPU,15GB) | ¥40,949 | 2 | ¥81,899 | db.m5.xlarge(4vCPU、16GiB、AZ) | ¥976,763 | 1 | ¥976,763 |
Storage 500GB(30,000IOPS) | Storage 500GB(30,000IOPS) | |||||||
月額利用料合計(税別) | ¥90,215 | ¥1,004,983 |
- AWSは為替レート110円/$で試算
- データ転送量等は考慮なし
- AWSはマルチAZ機能でHA構成が可能なためSEで見積もり
- Oracle CloudではHA構成サービスが無いためEEのDataGuard機能でのHA構成で見積もり
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