Oracle Cloudの無料枠でできることとトライアルの申し込み方法

 2022.04.28  株式会社システムエグゼ オラクルクラウドチーム

Oracle Cloudには、Always Free Cloud Servicesと30日間無料トライアルが含まれる無料枠(Oracle Cloud Free Tier)が用意されています。30日間無料トライアルは、最大30日間、300米ドル分のリソースを使うことができます。

そのため、Oracle Cloudに初めて触れる方や、OCI関連の資格取得を目指している方、クラウド移行を考えている方は、無料枠に申し込むことでOCIの理解を深めることが可能です。

本記事ではOracle Cloud Free Tierでできることと、トライアルの申し込み方法について解説していきます。

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Always Free Cloud Servicesについて

Always Free Cloud Servicesでは、サービスは限られますが、コンピュートの作成やAutonomous Databaseの作成、Oracle Application Express(APEX)の使用、ブロックストレージ、オブジェクトストレージの仕様など、Oracle Cloudの基本的な機能を期間の制限なく使用することができます。

【Always Free Cloud Servicesの提供サービス一覧】

  • AMDベースのコンピュート
  • ArmベースのAmpere A1 Compute
  • Block Volume
  • Object Storage
  • Archive Storage
  • Flexible Load Balancer
  • Flexible Network Load Balancer
  • VPN Connect
  • Outbound Data Transfer
  • Autonomous Data Warehouse
  • Autonomous Transaction Processing
  • Autonomous JSON Database
  • NoSQL Database
  • APEX Application Development
  • Resource Manager(Terraform)
  • Monitoring
  • Notifications
  • Logging
  • Application Performance Monitoring
  • Service Connector Hub
  • Vault
  • Bastions
  • Security Zones
  • Security Advisor
  • Virtual Cloud Network
  • サイト間VPN
  • Content Managementスターター・エディション
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30日間無料トライアルについて

30日間無料トライアルは、申し込み時に300米ドル分の無料クレジットが付与されます。このクレジットを上限まで使用するか、30日間経過すると通知が届きます。

通知以降はAlways Free Cloud Services以外のサービスを作成することはできなくなりますが、アカウントは引き続き利用可能です。

また、通知から30日間は猶予期間があり、その期間内に有償アカウントへのアップグレードしない場合には無料トライアルサービスのインスタンスとデータは削除されます。

無料トライアルでは、データベースの作成、アナリティクスの使用、コンピュートの作成、Container Engine for Kubernetesなど、幅広いサービスを使うことができます。

また、各サービスで最大8つのインスタンスを作成することができ、5TBのストレージも使用することができます。

無料トライアルの申し込み方法について

Oracle Cloudの無料トライアルは、簡単に申し込みできます。

  1. 下記URLにアクセスし、「無料で始める」をクリックします。
    https://www.oracle.com/jp/cloud/free/
  2. 地域や氏名、電子メールを入力し、「電子メールの検証」をクリックします。
  3. 入力したメールアドレスのURLをクリックし、アカウントのパスワード、テナンシ名を入力し、「続行」をクリックします。
    テナンシ名はOCIコンソールで後から変更が可能です。
  4. 住所情報の入力を行った後、「続行」をクリックします。
  5. モバイル検証を行い、入力した番号に送られてきた検証コードを入力します。
  6. 支払い方法の追加欄でクレジットカードの情報を入力します。
    こちらで入力するクレジットカードは、自身でアカウントのアップグレードを行わない限り、使用されることはありません。
  7. 規約の同意を求められます。チェックボックスをチェックした後に「無料トライアルの開始」をクリックします。

まとめ

Oracle Cloudの無料枠(Oracle Cloud Free Tier)は、簡単な登録作業をするだけで最大30日間、300米ドル分のリソースを使えるほか、無期限で仮想マシンを使うことができます。

これからOracle Cloudを学習・利用したい方は、トライアルの申し込みをすることをおすすめします。トライアルの申し込みの前にOracle Cloudの特徴やコアサービスについて把握することで、より理解を深めることができます。

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