Oracle Cloud ApplicationsとOracle Application Developmentでビジネスを加速

 2021.10.25  株式会社システムエグゼ オラクルクラウドチーム

近年、加速するビジネスへの対応やDX(デジタルトランスフォーメーション)実現のために、SaaSを導入する企業が増えてきました。

しかし、当然ながら導入後に正しく使いこなせなければ、せっかくの最新機能も宝の持ち腐れになってしまいます。
そこでこの記事では、SaaSスイートの「Oracle Cloud Applications」、そしてアプリケーション開発をサポートする「Oracle Application Development」の2つのソリューションの特徴やメリットを紹介していきます。

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Oracle Cloud Applicationsとは

Oracle Cloudは、IaaS / PaaSを提供する「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」と、ここで紹介するSaaS型スイートの「Oracle Cloud Applications」で構成されています。

Oracle Cloud Applicationsは、財務、製造、マーケティング、カスタマーサービスなど、ビジネス全体の業務変革に貢献する世界最高クラスのSaaS基盤です。

連携を前提として設計されていることも大きな特徴で、オラクル製品のあらゆる機能に接続が可能。高度なAI機能と最新のユーザーエクスペリエンスが、企業の生産性向上をサポートします。

加えて、四半期ごとにアップデートを行い、時代の変化に即時対応できる点も、Oracle Cloud Applicationsが多くの企業に選ばれる理由と言えるでしょう。

Oracle Cloud Applicationsの設定方法

Oracle Cloud Applicationsを利用するためには、いくつかステップを踏む必要があります。

ここからは、スタートアップガイドを参考に、Oracle Cloud Applicationsの基本的な設定方法をみていきましょう。

アプリケーションの注文

Oracle Salesに連絡すると、Oracle Cloud Applicationsの製品を注文することができます。
Oracle Cloud Applicationsのサブスクリプションを注文するためには、以下の手順を行ってください。

  1. :Oracle Cloud Webサイトにアクセスして、メニューから必要な機能を選択
  2. :機能に目を通し、準備が整ったら「価格設定」タブを選択
  3. :「見積もりのリクエスト」をクリックして、電話もしくはチャットでOracle Salesに連絡

サインインの方法

Oracle Cloudにサインアップすると、クラウド・アカウントの詳細とサインイン資格証明付きの電子メールが送信されます。
Oracle Cloud Applicationsへのアクセスを確認するためには、以下の手順で進めてください。

  1. :電子メールを開いて「アクセス詳細」までスクロール
  2. :記載されているユーザー名とパスワードをメモして、URLをクリック
  3. :電子メールにユーザー名とパスワードを入力し、「サインイン」をクリックして完了

最初のパスワードは仮のものになります。サインインした際に変更を求められるので、再度設定しましょう。

パスワードの変更・管理

Oracle Cloud アカウントへ最初にサインインした際、パスワードの変更を求められますが、これはアカウントを保護するために大切な手順なので対応しましょう。

ただし、すべてのパスワードが変更されるわけではなく、従来のクラウド・アカウントやOracle Cloud Infrastructureなどのサービスは、別途パスワード管理が必要になりますのでご注意ください。

ログイン後の流れ

Oracle Cloud Applicationsにログインすると、管理者のダッシュボードにサービスが表示されます。

「アプリケーション・コンソール」にプロビジョニングが必要なOracle Cloud Applications環境が表示されますので、インスタンスの作成を行いましょう。
インスタンスが作成されると、サービスの使用を開始できるよう詳細の電子メールが送信されます。

電子メールを開き、「サービス・インスタンス・アクセス詳細」までスクロール→「新規サービスへのアクセス」→「サインイン」をクリックし、アクセスできるかチェックしてみてください。

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Oracle Application Developmentとは

Oracle Application Developmentとは、文字通りOracle Cloudを使用したアプリケーション開発プラットフォームのことです。OCIの堅牢なクラウド基盤、豊富な言語、最新のテクノロジーなど、企業が必要とする開発環境がそろっています。

またOracleでは、開発者の手間を削減しローコードで素早くアプリを構築できるツール、Oracle Application Express(APEX)を無償で提供しています。

「費用や時間的コストを削減したい、データを利活用して業務を改善したい」といった企業の悩みを解消してくれます。

Oracle Application Developmentの主なメリット

アプリケーション開発にOracle Cloudを利用することで、生産性向上に役立つさまざまなメリットを得られます。

  • アプリ開発に役立つ豊富な機能
    Oracle Cloudには、コンテナ、DevOps、Serverless、APIファーストといった、アプリケーション開発に役立つさまざまな機能まで搭載済です。最新のテクノロジーを活用することで、加速するビジネスモデルにも対応できるモダンなアプリケーションを構築することができます。
  • 手動コーディングを98%排除
    さまざまなデータを一元管理するWebアプリケーション開発ツールOracle Application Express(APEX)を使用することで、ローコードで素早いアプリ開発が可能になるのです。手動コーディングを98%排除し、理解はしていても実際にやってみると難しい業務効率化を実現します。
  • 優れたコストパフォーマンス
    Oracle Cloudは、プライベートネットワーク接続や汎用コンピューティングなどの低コスト化を実現。世界的知名度を誇るAmazon Web Services(AWS)に比べ、約2倍という圧倒的コストパフォーマンスで業務を改善できるのです。

まとめ

今回は、Oracle Cloud ApplicationsとOracle Application Development、2つのソリューションの特徴を紹介してきました。Oracle Cloudにはビジネスを加速させる豊富な機能がそろっていますので、生産性向上やアプリ開発の迅速化を目指す企業の方は、ぜひ一度お問い合わせください。

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