SaaSとは?特長とSaaSが適しているケースを紹介

 2024.01.31  株式会社システムエグゼ オラクルクラウドチーム

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SaaSとは?特長とSaaSが適しているケースを紹介

近年のクラウドサービスの利用増加に伴って、多くの企業がデータのストレージ、処理、アプリケーションのホスティングをクラウド上で行っています。主要なクラウド事業者には、アマゾン ウェブ サービス (AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform (GCP)、IBM Cloud、Oracle Cloud などがあります。クラウド事業者が提供するサービスには、IaaS、PaaS、SaaSの3つのモデルがあります。

この記事では、3つのクラウドサービス提供モデルのうち、SaaSについて、他のモデルとの違いを解説します。

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SaaSの概要

SaaSは、Software as a Serviceの略で「サーズ」または「サース」と呼ばれます。SaaSは、クラウドサービスの3つの階層構造の1つで、他の階層にはプラットフォームを提供するPaaSと、インフラストラクチャを提供するIaaSがあります。

SaaSは、従来のソフトウェアの購入やインストール、インフラの構築などが不要で、クラウド上に提供されているソフトウェアを利用します。このため、ソフトウェアをインストールすることなく、インターネットからアクセスするだけで利用できます。 また、インターネット対応のデバイスからアクセスできるため、複数の人が1つのファイルを同時に共有、編集、管理することが可能です。

ここからは、SaaSの特徴といくつかの代表的なサービスを紹介します。

クラウドベースの提供
SaaSはクラウド上でソフトウェアを提供するため、ユーザーは手動でソフトウェアをインストールしたり更新したりする必要がなく、Webブラウザ経由で自分のデバイスからソフトウェアを利用できます。

サブスクリプションベースの課金
SaaSは通常、月額または年額のサブスクリプションモデルで、ユーザーは必要な機能や期間に応じて料金を支払います。これにより、必要に応じてサービスを追加・削除できるため、初期コストが削減できるほか、柔軟な利用が可能です。

自動的なアップデートとメンテナンス
SaaSはクラウド上で提供されるため、ソフトウェアの更新やメンテナンスはクラウド事業者が自動で行ってくれます。このためユーザーは、セキュリティとパフォーマンスが向上した最新バージョンに常にアクセスすることができます。

多様なアクセスデバイス
SaaSは通常、Webブラウザを通じてアクセスしますが、多くのクラウド事業者がモバイル用のアプリケーションも提供しています。これにより、ユーザーはさまざまなデバイスからサービスにアクセスすることができます。

SaaSの例

Salesforce
顧客関係管理(CRM)に特化したSaaSツールです。企業の顧客との関係強化をサポートし、より多くの取引成立に向けて、営業活動を最適化することが可能です。

Microsoft 365
MicrosoftのOfficeアプリケーション(Word、Excel、PowerPointなど)をクラウド上で提供するサービスです。ユーザーはオンラインで文書を作成し、共有し、編集できます。

Slack
チームコミュニケーションツールとして広く利用されているSlackは、メッセージング、ファイル共有、連携機能を提供し、プロジェクトチームや組織内でのコミュニケーションを円滑にします。

IaaSとPaaSとの違い

  SaaS
(Software as a Service)
PaaS
(Platform as a Service)
IaaS
(Infrastructure as a Service)
提供対象 ソフトウェアアプリケーション 開発およびデプロイメントプラットフォーム インフラ全体
用途 エンドユーザー向け 開発者向け ネットワークアーキテクト向け
管理責任 クラウド事業者がアプリケーション全体を管理 クラウド事業者がプラットフォーム全体を管理 ユーザーが仮想環境やオペレーティングシステムを管理
ユーザーコントロール 何もない アプリケーションのデータ OS、ランタイム、ミドルウェア、およびアプリケーションデータ
柔軟性 限定的 クラウド事業者はプラットフォーム管理まで ユーザーによる高いカスタマイズが可能
利用範囲 エンドユーザー向けアプリケーション 開発およびデプロイに焦点 開発者やITチームが使用する
例.Oracle Cloudの場合 Oracle Enterprise Resource Planning Autonomous Database コンピュート

上記の例はあくまで簡単なもので、一般的にはビジネスの目的に応じて、各クラウドサービスを組み合わせて使用することが多いでしょう。

SaaSを利用するメリット・デメリット

ここからは、SaaSのメリットとデメリットについて紹介します。

SaaSを利用するメリット

  • コストの最適化
    SaaSはサブスクリプションベースの課金モデルを採用している製品が多く、他の提供モデルと比較して初期投資と購入コストが低く抑えられます。中小企業や新興企業にとっても負担が軽く、不要になった場合は簡単に解約できます。

  • 高いアクセシビリティ
    SaaSはクラウド上で提供されるため、インターネット経由でどこからでもアクセスできます。また、クラウド事業者がソフトウェアの更新など保守を行うため、ユーザーは最新の機能を利用できます。

  • 柔軟なスケーラビリティ
    SaaSはクラウド上のサービスのため、ユーザー数やリソース要件に応じて柔軟に拡張できます。また、ユーザー側はスケーリングを意識する必要がありません。

SaaSを利用するデメリット

  • カスタマイズが制限される
    SaaSには通常、標準の機能と構成以外に、特定のユーザーのニーズに合わせてソフトウェアをカスタマイズすることはできません。

  • データのセキュリティへの懸念
    SaaSはインターネット接続があればどこからでもアクセスできるという利点がありますが、ユーザーが公共の場所でPCやスマホを使って作業する場合、セキュリティ上のリスクが伴います。使用する場合は適切なルールを作成する必要があるでしょう。

  • データの制御ができない
    データとアプリケーションはクラウドにあるため、ユーザーは物理的に直接制御できない可能性が高く、これが懸念事項となる可能性があります。

SaaSが向いているケース

SaaSはインターネット接続があればどこでも利用できることが大きなメリットで、コロナ禍で多くの企業で普及したテレワークにも適しています。グローバル企業で、遠隔地の人々と仕事をする場合にもSaaSは便利です。

また、導入・開発・保守管理・運用のコストを削減できるメリットもあり、システム導入時に多額の初期費用がかけられない企業には非常に適しています。

Oracle CloudのSaaSの特長

クラウドサービスの中でもOracle Cloudはエンタープライズアプリケーションの包括的なスイート、データベーステクノロジーの強み、および既存のオンプレミス環境とのシームレスな統合のサポートがある点が魅力的です。

Oracle CloudのSaaSは、さまざまなビジネスアプリケーションをクラウド上で提供しています。

以下で、Oracle CloudのSaaSの主な特長を紹介します。

※具体的な特長はOracle Cloudのサービスや製品によって異なるため、最新の情報を確認してください。

Oracle CloudのSaaSにはERP(Enterprise Resource Planning)、HCM(Human Capital Management)、CX(Customer Experience)などが含まれます。 そのため、企業のさまざまな業務がアプリケーションを一元的に利用できます。 高度で豊富なデータ分析機能により、リアルタイムの意思決定も可能になるでしょう。 またビジュアライズされたダッシュボードとレポートを通じてビジネス パフォーマンスを視覚化することができます。

Oracle Cloud SaaS アプリケーションは、AI と機械学習の機能を統合して、自動化、予測分析、業務効率の向上などをサポートします。オラクル社によって管理されているため、データ保護とプライバシーを確保するための強力なセキュリティ対策があり、定期的なアップデートが提供されます。Oracle Cloud SaaS アプリケーションを使えば、企業は自社でアップデートやセキュリティ対策をする手間が省けます。

まとめ

SaaSはインターネットの接続環境さえあれば、複数人で同時にどこからでも接続可能なモデルです。運用の合理化、最新技術の導入、セキュリティの向上などを目的としている場合は、SaaSの利用が適しています。

中でもOracle Cloudは、オンプレミス環境からの移行がしやすいクラウドサービスでもあります。快適なクラウド環境に移行することでスムーズに業務効率を向上させることができるため、SaaSの特徴やメリット・デメリットを踏まえた上で、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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