MySQL Database Serviceのパフォーマンス調査
(多重処理の性能比較)

 2021.01.12  株式会社システムエグゼ

MySQL Database Serviceのパフォーマンス調査(多重処理の性能比較)

Oracle Cloud Infrastructure でマネージドサービスとして利用可能なOracle MySQL Database Service(MDS)について、mysqlslapやバックアップなどの性能について調査しました。
今回はMDSのシェイプによる多重処理の性能比較の検証結果をご説明します。

  • プロビジョニング、パッチ適用、アップグレード、バックアップが自動化
  • 最適化されたMySQLの設定がデフォルトで利用可能
  • MySQL 8.0 Enterprise Editionをベースに構築し、オンプレミスのMySQLと完全な互換性を保有
  • MySQLチームによる管理とサポート

検証構成

検証構成は下図の通りです。
mysql-performance-comparison-of-multiprocessing_1

Computeインスタンス

シェイプ  VM.Standard.E2.1
OSイメージ Oracle-Linux-7.8-2020.09.23-0
ボリュームサイズ  47GB
OCPU数 1OCPU
メモリー 8GB
  • MDSはプライベートのIPアドレスしか持てません。このため、exe_mysql_dbcs01と接続するためのインスタンスをパブリックインスタンス上に構築しています。
    これはOCI上で展開するMySQL Databaseサービスの基本構成となります。
  • 今回の検証で使用するMDSの構成上、Oracle上で用意されているデフォルトの構成で検証を実施しています。

シェイプによる多重処理の性能比較

異なるシェイプのMDSに対してMySQLの負荷エミュレーションツール「mysqlslap」をセッション数50,100,200で実行し、クエリ平均実行時間を計測しました。

MDSスペック

シェイプ  CPU メモリ ディスクサイズ
VM.Standard.E3.1 1OCPU  16GB  500GB
VM.Standard.E3.2 2OCPU  32GB  500GB
VM.Standard.E3.4 4OCPU  64GB  500GB

mysqlslap

mysqlslap 
 --user=root 
 --host= 
 --auto-generate-sql
 --auto-generate-sql-guid-primary
 --engine=innodb
 –-number-int-cols=5
 –-number-char-cols=5
 --protocol=tcp
 --concurrency=50 or 100 or 200
 --auto-generate-sql-write-number=100000
 --auto-generate-sql-execute-number=1000
 --iterations=1
 --auto-generate-sql-load-type=mixed
 -p

結果

MySQL Database Serviceのパフォーマンス調査(多重処理の性能比較)
次回は、MDSのディスクサイズによる性能比較についてご紹介します。


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