Oracle Cloud Infrastructure Console(OCIコンソール)への
ログインと基本操作

 2022.10.24  株式会社システムエグゼ オラクルクラウドチーム

Oracle Cloud Infrastructure (以下、OCI) はクラウドとオンプレミスの良さを兼ね備え、エンタープライズユーザーの厳しい要件にも対応できる「次世代クラウドインフラ」であり、クラウドサービスが世の中に浸透してきている昨今、OCIを導入する事例も多くなってきています。本稿では、OCIを初めて利用する方向けにOracle Cloud Infrastructure Console(以下、OCIコンソール)へのログイン方法や基本操作を紹介します。

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OCIコンソールへのログイン方法

OCIコンソールへのログイン方法についてご紹介します。

ログイン情報の確認

OCIコンソールへログインするためには「テナント名」「ユーザー名」「パスワード」の3つのログイン情報が必要になります。まずはこれらのログイン情報についてご確認ください。

  • テナント名:OCIの契約時などに指定する一意のID
  • ユーザー名:ログインユーザーに割り振られた名前
  • パスワード:ログインするためのパスワード

ログイン情報が分からない場合は管理者にお問い合わせください。(管理者が分からない場合はOCI契約者や担当者などへ確認してください)

メンバーとして初めてログインするのであれば、管理者にユーザー作成を依頼してください。
ユーザー作成されると下記のメールが届きます 。

Oracle Cloud Infrastructure Console(OCIコンソール)へのログインと基本操作-1

コンソールへのログイン

まずはブラウザから以下のURLにアクセスします。
URL:https://cloud.oracle.com/

上記のURLにアクセスすると以下の画面に遷移します。画面左側の「Cloud Account Name」という入力欄に、先ほど確認したテナント名を入力してください。入力が終わったら「Next」を押下します。
※ 「Cloud Account Name」には “テナント名”を入力します。”ユーザー名”を入力してしまう間違いが多いので注意してください。

Oracle Cloud Infrastructure Console(OCIコンソール)へのログインと基本操作-2

以下の画面に遷移しますので、「Continue」を押下してください。
Oracle Cloud Infrastructure Console(OCIコンソール)へのログインと基本操作-3

以下の画面に遷移しますので、ログインユーザー名とパスワードを入力し、「サイン・イン」を押下します。
Oracle Cloud Infrastructure Console(OCIコンソール)へのログインと基本操作-4

以下の画面が表示されれば、OCIコンソールへのログインが完了です。
Oracle Cloud Infrastructure Console(OCIコンソール)へのログインと基本操作-5

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OCIコンソールの操作方法

次に、OCIコンソールの操作方法や項目の見方についてご説明します。OCIコンソールは多くのメニュー項目から構成されていますが、その中でも重要度の高いものについてご紹介します。

ナビゲーション・メニュー、ホームボタン

OCIコンソールのホーム画面で左上に位置する2つのボタンにご注目ください。まず、漢数字の「三」のようなマークが書かれているのが「ナビゲーション・メニュー」です。このナビゲーション・メニューは、OCIコンソール画面でおそらく一番使用頻度の高いボタンになると思います。
Oracle Cloud Infrastructure Console(OCIコンソール)へのログインと基本操作-6

ナビゲーション・メニューを押下すると、以下の画像のようにOCIの各サービスの選択画面に移ります。「コンピュート」「ストレージ」「ネットワーキング」といった各種項目が表示されますので、利用したいサービスを選択してください。
Oracle Cloud Infrastructure Console(OCIコンソール)へのログインと基本操作-7

また、ナビゲーション・メニューの右側にある「ORACLE Cloud」と書かれたボタンがホームボタンです。こちらのホームボタンを押すことで、いつでもOCIコンソールのホーム画面に戻ることができます。
Oracle Cloud Infrastructure Console(OCIコンソール)へのログインと基本操作-8

リージョン・メニュー

以下の画像の赤枠で示した部分が「リージョン・メニュー」です。こちらは現在どこのリージョンにログインしているかが表示されます。現在、日本国内では東京(Japan East (Tokyo))、大阪(Japan Central (Osaka))の2つのリージョンがあり、下の画像では東京リージョンにログインしていることが分かります。また、こちらのリージョン・メニューからはリージョンの切り替えを行うこともできます。リージョンを切り替えたい場合はリージョン・メニューを押下し、利用したいリージョンを選択してください。
Oracle Cloud Infrastructure Console(OCIコンソール)へのログインと基本操作-9

言語

地球のようなマークが書かれたボタンが「言語」です。こちらからはOCIコンソールで表示される言語の設定ができます。もし日本語以外の言語が表示されている場合は、この地球のマークを押下し「日本語」を選択することで日本語表示に変更することが可能です。
Oracle Cloud Infrastructure Console(OCIコンソール)へのログインと基本操作-10

プロファイル

OCIコンソールのホーム画面で一番右上に位置するのが「プロファイル」です。こちらからは現在ログインしているテナントやユーザー名などの情報を確認することができます。また、パスワードの変更、ユーザー設定、コンソール設定、サインアウトもこちらから行います。
Oracle Cloud Infrastructure Console(OCIコンソール)へのログインと基本操作-11

おわりに

OCIコンソールへのログインは、「テナント名」「ユーザー名」「パスワード」の3つのログイン情報を入力するだけで簡単に行うことができます。また、OCIコンソールの操作画面ではさまざまなボタンがあります。本稿では使用頻度の高いものを紹介しましたので、まずはこれらのボタンから慣れていき、OCIの多種多様な機能を徐々に使いこなせるようにしていきましょう!

資料ダウンロードにて、「OCI・初級編シリーズ」の動画を公開しています。
今回紹介できなかった、基本コンポーネントの解説と構築のデモを分かりやすく説明していますので、ぜひご確認ください。

システムエグゼでは、OCIの機能を利用した基盤構築やデータ移行、アプリケーション開発といった多岐にわたるサービスを展開しています。ご興味がある方はぜひシステムエグゼまでお問い合わせください。

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